防災訓練に参加しました
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2019.11.13活動報告
本社・東京事務所の一時避難所となっている【堀留児童公園】にて,町内会主催の防災訓練が行われました。
今年で49回となる町ぐるみの防災訓練です。大雨や台風・火災等の影響で昨年より多くの方が参加されていたとのことでした。4班に分かれ,順番に消火器訓練・AED訓練・放水訓練・起震車体験・煙体験を行いました。私は3班(黄色リボン班)になり,まずは水消火器の消火を体験しました。
水消火器の消火訓練
実際に火をつけての実践的な訓練でした。それほど大きくない炎でも3mくらいに近づくと熱さを感じました。
消火器の使い方はなんとなく知っていても,実際に火を消すのは初めてで,消防士さんの『ピンは近づいてから外す』というのがタメになりました。『早めの準備も大切だが,ピンを外すのが早すぎると火にたどり着く前にノズルを強く握ってしまい消火剤がなくなってしまう』ことがあるので,炎に近づいてからピンを外すということでした。また,『天井に届くほど大きくなってしまった炎は消火器では消すことができないので速やかに逃げる』ということでした。防災車からの放水訓練
次は防災車による放水訓練でした。消火器とは違い水圧が強く体制を低く構えていても,体がもっていかれるほどでした。よい体験ができました。
起震車の地震体験
次は今回の一番の目的である起震車による地震体験をしました。今回は震度6弱と震度7を体験できるということで,もちろん震度7を選択しました。
震度6弱では,立った状態からの体験でしたが,震度7では机にしがみついてからの体験になりました。普段経験している震度3程度であれば「あっ,地震だ」と認識できますが,震度7という経験したことのない大きさになると「なんだ,なんだ?」と何が起こっているのか,どうしたらいいのかわからなくパニックになってしまうのだなと感じました。現実では,机などは固定などされていないので,実際どうしたら自分の身を守れるのか考える良い体験ができました。水防訓練と煙体験
今回は時間がなく,水防訓練と煙体験は体験できませんでした。
堀留児童公園
堀留児童公園は,東京都中央区の一時避難所に指定されており,太陽光照明・かまどベンチ・防災用井戸・応急給水施設が設置されています。また,公衆トイレは災害対応型公衆便所となっていて,その他にも多くの災害用設備が備わっています。
今回はかまどベンチの体験はありませんでしたが,いつか体験できたらなと思います。
いつ起こるかわからない災害に備えるための良い経験になりました。最後に非常食を参加賞としてもらい,防災訓練は終了しました。
いつ起こるかわからない災害に備えるための良い経験になりました。最後に非常食を参加賞としてもらい,防災訓練は終了しました。