AED体験会を開催しました。
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2018.05.28活動報告
本社・東京事務所でAEDの体験会を開催しました。
キャノンシステムアンドサポート株式会社さんのご提案によりAED体験会を開催しました。
前半はスライドによるAEDの説明があり,後半は日本光電工業株式会社のAEDを使用し,体験会が行われました。14名の出席者のうち3名しか体験したことがないということで,基本的なことから,分かりやすく説明していただきました。
前半はスライドによるAEDの説明があり,後半は日本光電工業株式会社のAEDを使用し,体験会が行われました。14名の出席者のうち3名しか体験したことがないということで,基本的なことから,分かりやすく説明していただきました。
前半はスライド上映
体験会に参加して今までの認識が変わりました。
(1)AEDは心臓を動かすものではなく,いったん振動を止めてリセットするもの。
(2)主に高齢者に使用するものではなく,子供やスポーツマンなど年齢に関係なく使用するもの。
(3)AEDを使用したら必ず電気ショックを与えるのではなく,AEDが心電図を計測し必要な場合のみ電気ショックを与えるもの。
救急車が建物の前に到着するまで,全国平均8.5分ということです。
もし社内で倒れた人がいたら,
(1)肩をたたいて,意識・呼吸の確認をする
(2)意識・呼吸のない場合は回りに声をかけ5人ほど集める
(A)胸骨圧迫開始
(B)119番に通報
(C)AEDを準備
(3)救急車到着までAEDの指示に従い,胸骨圧迫や電気ショックを行う
以上のことを行うことで,8.5分後の共存率が5倍以上になります。
実際に体験したくはないですが備えておくことは大切だなと改めて感じました。
後半は人形を使用してAEDと心肺蘇生の講習
AED使用には3つの工程しかありません。
(1)電源を入れる(2)除細動パッドを貼る
(3)ショックボタンを押す
とは言われても,やはり体験していないと実際に行動に移すことは難しいとは思いました。
AEDの電源をいれ,パッドを貼り,心電図を解析するまで続けます。パッドを貼ると心電図を解析しはじめ,電気ショックが必要な場合は充電が始まります。(電気ショックが不要と判断された場合はショックボタンを押しても電気ショックはされません)
電気ショックの後は,胸骨圧迫の再開です。約2分間「もしもしかめよ♪かめさんよ♪」のリズムでひたすら胸骨圧迫をします。2~3人で順番に行わないと2分間続けるのは難しいと感じました。
2分後AEDが心電図を解析します。さらに電気ショックが必要な場合は充電が始まります。電気ショックが不要な場合は,胸骨圧迫を続けます。
2分ごとに心電図を解析し電気ショックが必要かどうか判断します。これを救急隊が到着するまで続けます。
体験会に参加して
参加された方に感想をいただきました。
○AEDの大切さを改めて痛感した。自宅や実家,通勤経路に配置されているAEDを確認しようと思う。誰かがやってくれるではなく,自分で行動できるようにしたい。○社員ファーストの会社なので各事務所に備えてもいいのかなあと思いました。
○実際にAEDを手に取り体験したことで、自信に繋がりました。
就業時間内に貴重な時間をありがとうございました。
○「酸欠・硫化水素・・・主任者」の緊急救命講習とほぼ同じでした。
思い出しながら講習を受けました。
いざというとき実行できるようにしなければと思っています。
○10年前の酸欠講習で受講して以来久しぶりの講習でした。
10年前と違い,現在は様々なメーカーからAEDが販売されていることに驚きました。
基本的な操作フローは,各社共通ですが,操作方法が若干ことなると思います。
○よそ事ではないなと思いました。