上水道管路を適正レベルで管理

 維持管理時代に入った水道事業では、特に高度成長期に大量に布設された管が経年老朽化のため更新の時期(耐用年数40年超過)を迎えています。今後、これらを適正なレベルで維持管理し、計画的に更新していくことが、水道経営にとって重要課題と言えます。
 鋳鉄管、ダクタイル鋳鉄管、鋼管は、上水道のインフラ整備に大きく貢献してきましたが、土壌の腐食性が強い特殊環境下に埋設されているような場合は、予期せぬ腐食漏水事故の発生等も懸念されます。
 このため、効果的な調査・診断を行い、外面腐食に起因する漏水事故等を未然に防止しすること、計画的な管路更新を実施していくことが極めて重要です。

業務実績

受注年度発注者業務内容
令和2年度山形県東根市送配水管管体調査業務委託

下水道ストックマネジメント計画策定

計画的な改築・維持管理/増大する下水道ストック

 下水道整備の進展にともない,管路施設の総延長は約47万㎞,処理場数についても約2,200箇所など,下水道施設のストックは全国で増大しました。
 管路施設の老朽化等に起因した道路陥没の発生件数は,平成27年度には,約3,300箇所(国土交通省調べ)にのぼります。
 日常生活や社会活動に重大な影響を及ぼす事故発生や機能停止を未然に防止するため,ライフサイクルコストの最小化,予算の最適化の観点も踏まえ,予防保全型管理を行うとともに,下水道施設全体を一体的に捉えた計画的・効率的な維持管理及び改築を推進する制度です。

【管路の年度別整備延長】

【処理場の年度別共用箇所数】

出典:国土交通省HP

業務実績

受注年度発注者業務内容
令和6年度徳島県美波町日和佐浄化センターストックマネジメント策定業務
令和6年度佐賀県玄海町玄海町下水道事業ストックマネジメント計画策定業務委託
令和6年度岩手県軽米町軽米浄化センター他ストックマネジメント計画策定業務

処理場・ポンプ場施設の点検・調査及び改築・修繕

 ストックマネジメントに基づく予防保全型の施設管理を実現するため,明確かつ具体的な施設管理の目標を設定し,リスク検討に基づく点検・調査計画及び改築・修繕計画を策定します。また,これらの計画を実行し,実行し・評価・見直しを行うとともに,施設情報を蓄積し,ストックマネジメントの精度向上を図ります。

【ストックマネジメントの実施フロー】

出典:下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイドライン