AT-BCシステム

AT-BCシステムとは?

バチルス菌とAT-BC装置(立体網状回転装置)を組み合わせた水処理(廃水処理)システムで,従来の活性汚泥法をさらに進化させた廃水処理システムです。 AT-BC装置によりバチルス菌を高濃度に優占培養し、在来菌では処理できなかった高濃度廃水の処理、窒素・リン・悪臭の除去等の諸問題を解決する画期的なシステムです。

 

 

 

システムの特徴と導入効果

バチルス菌とAT-BC装置を組み合わせることにより負荷変動に強く、高濃度廃水(BOD)、窒素・リンを無希釈で効率良く除去することが可能です。

 活性汚泥中でバチルス菌が優占種となることにより、悪臭の分解能力が高くなります。(脱臭設備不要) また、汚泥の凝集性・沈降性に優れ、余剰汚泥の発生量が少ないため、汚泥処理のコスト削減が可能です。

 

 AT-BCシステムを標準的な活性汚泥法と比較すると、以下のような導入効果があります。

 ◾優れた消臭効果(処理施設の無臭化が可能)

 ◾優れた窒素・リンの除去効果

 ◾優れた有機物(BOD)の除去効果

 ◾省エネ・省スペース効果

 ◾余剰汚泥の大幅削減効果

 ◾増設・改造のコスト低減効果

 ◾既存施設の処理能力向上効果

 ◾ランニングコスト低減効果

 

 

標準活性汚泥法とのフロー比較

標準活性汚泥法とAT-BCシステムの処理プロセスを比較してみました。

 

(※)図中の数値は参考値であり,条件により異なる場合があります。

 

 

処理対象

 ◾食品加工廃水

 ◾水産加工廃水

 ◾酒造工場廃水

 ◾製薬工場廃水

 ◾畜産廃水

 ◾し尿処理

 ◾都市下水

 その他、各種廃水処理に効果があります。

 

 

 

導入実績

 

民間実績

表の例を始めとして全国に30ヶ所以上の実績があります。

 

 

公共実績(韓国)

表の例を始めとして韓国では15ヶ所以上の実績があります。

 

 

処理水質(民間)

 

 

処理水質(公共)

 

 

AT-BCシステムの用語について

バチルス菌

身の回りに多く存在するごく平凡な土壌細菌で、紅茶、ウーロン茶、納豆、味噌、漬物、漢方薬などに含まれています。(活性汚泥細菌の一部にも存在) 微生物学的にはバチルス属細菌(Bacillus sp.)と呼ばれ、真正細菌の属で芽胞(胞子)を形成するのが大きな特徴です。 胞子から発芽すると桿菌となり、栄養などの生育条件が整えばフィラメント化し成長します。その後貧栄養状態になると胞子化繁殖力が強くなります。高pHや低温、高塩濃度、高圧といった様々な極限環境にも適応します。

 

 

 AT-BC装置

 バチルス菌を高濃度に優占培養し、曝気槽への流入負荷を減らすための装置で、塩化ビリニデン系繊維をタワシ状に加工した接触体と回転装置で構成されます。 回転体から腐食の原因となる金属部分を極力なくすことにより、以下のように物理的・化学的に優れた特性を持っています。 ○回転体表面からの生物層の剥離を防止 ○回転速度が速く、高い接触効率が確保 ○高濃度廃水も無希釈で対応可能

   

 

 

AT-BCシステムに関して株式会社 バチルテクノコーポレーションとの業務提携を行っています。